湧別川下りから帰ってきた。
出発1週間前にギックリ腰になっていたので
腰にコルセットを巻いての
緊張感あふれるバトルとなった。
3日間の川下りで、
腰の爆弾が爆発しなくて本当に良かったと思う。
でもやはり、腰の具合は今一だったようで、
僕は3回も沈をしてしまった。
当然、隊員たちは大喜びだ。
「今年は俺が石川賞かもしれない・・・・」と思う。


時期がシルバーウィークだったため、
空港と町はごった返していた。
湧別川もきっと
「釣り人だらけなんだろうなぁ~」と覚悟していたら、 
これがまったく人影なしだったのだ。
出会った釣り人はわずか1人だけである。
つくづくと
「俺たちの遊びはマイナーなんだ。」と思った。

それにしても、湧別川は最高の川だったぜっ!
今まで下った国内の川の中で
ベスト3に入るんじゃないかと思う。
原生林の中に水の道が続いている光景は
あまりにも美しかった。
頭上は常に広葉樹が覆っていて、
北海道の森を独占しながら旅をすることができる。
そして、次から次へと瀬がやって来る。
ヤバい瀬はほとんどなく、
程よい急流が延々と続いていく。
これはまさに男のディズニーランドである。
1人乗りジャングルクルーズである。


湧別川はガイドブックには
(ファルトでは不可能)と書いてある。
その解説通りに岩がらみの瀬が多く、
雄叫びとアダQのカヌーが引っかかって
大破してしまった。
特にアダQのフジタカヌーは
バキバキに折れて航行不能となった。
結局、アダQは
原生林を掻きわけ牧場を横断して歩いて帰った。


最高の川を下っても、やはり、最悪のエンディング。
これはつまり、
転覆隊の実力だということなのかもしれない。